今年度はたくさん本を読んだので学生時代に読んだものも含めてまとめておく。

お金

世の中には”金持ち”がいることはなんとなくわかっていたが, 金持ちがなぜ金持ちなのかがとてもよくわかる。ロバート・キヨサキほど貪欲に金持ちになりたいという思いはないけれど, お金の心配をしない自由な生活がしたいと思った。


資金計画, 金融資産運用, タックスプランニング, 保険, 不動産, 相続・事業承継という分野に関して幅広くわかる。気がする。もともと疎い人が触りを学ぶ分にはちょうどよかった。次は簿記の勉強でもしようと思う。

生き方

人生100年時代において, 有形資産だけでなく無形資産の形成にも力を入れるべきだと主張している。


9年前の2012年に描かれているあと4年後の未来がとてもリアルで, “働く”ということについてとても考えさせられる。


学生の頃からたくさん海外に行って社会人になってフルリモートで働いている自分にとっては、共感できるというか既に実践している部分が多かった。時間や場所の制約を取り払ってやりたいことに集中できる状態を常に意識したい。


社会保障や社会システムにより日本人の約9割が生活保護基準相当で暮らす高齢者になるという話。経済的に豊かで健康であることはもちろん大事だが、人間関係を大切にすることを見失わないようにしたい。


非常に共感できる習慣だった。また読み直したい。


8年前にかかれたとは思えないほど世の中の流れを正確に言い当てている。2024年に会社という存在が形骸化するという話は、出社せず仕事をしている今とても納得感があり、枠組みに囚われない考え方を大事にしたい。日本の未来に期待を持たせてくれる内容で嬉しい。


デザイン・物語・調和・共感・遊び心・生きがいの6つの感性に新しい時代を生きる鍵が隠されているという。2006年に出版された本でありながら情報化社会の次の時代に対する考え方として共感できる部分がたくさんあった。


京都大学産官学連携本部イノベーションマネジメントサイエンス研究部門客員准教授だった人の本。切磋琢磨は本当に大事だと思っているのですごく共感できた。


ノウハウ本はあまり頭に入ってこない…


もうちょっと深い話が欲しかった…

IT

自分の職業柄こんなプロジェクトよくやり遂げたなと思ってたのに, 最近また障害を起こしてて目眩がしそう。


お気に入りの本。自分は日本が好きなので死ぬまでにこういったビジョンが実現できていたらいいなと思う。


先輩が働いているのが本当にすごい。


“フリーダムは社会的課題が解決されて皆が便利になる利便性を指し、リバティーは自分らしい生き方を獲得することで人々が獲得する意味性を指す”という考え方が面白かった。


SF小説で出てくるような最先端のオープンガバメントが紹介されているが、初版発行が2016年1月。スタートアップとして日本でこれを実現する道があるなら是非協力したい。


エストニアについて図解されている。


単にエストニアが政府・国民・産業・教育のデジタル化を達成している話だけでなく、その文化や背景も説かれている。日本と対比されている部分も多くあり、また読み直したい。


自分が興味ある分野であるGovtechに関して, 自治体に対するアドバイスが書かれていて異なった視点だったので面白かった。

ビジネス

経営

GAFAやBATHの本は面白いので手に取ってしまう。


成功した人の本はたくさんあるが, この人が一番目指したい人かもしれない。コーチングにとても興味を持った。


能力密度を高め, 率直さを高めてコントロールを撤廃するという斬新なカルチャー。自分が向いている気はしないが, 少しの間だけ働いてみたら面白そう。


大企業病って本当に怖い。入社する前に読んだのでもう一度読みたい。


今となってはグループ企業のLINEの話。おにかいの社員の方に紹介してもらった。


技術革新には持続的技術と破壊的技術があり、優良企業であればあるほど破壊的技術に直面した時に市場の優位性を失うと言う話。幅広い分野での技術革新を調査した非常に示唆に富んだ内容だった。ヤフー現CEOの川邊さんが新卒向けに進めておられた1冊。


プラットフォームは強い。

スタートアップ

「賛成する人がほとんどいない、大切な真実はなんだろう?」という問いはとても考えさせられた。起業はビジネスでありロジカルに問題を解決してくべき一方で, 人間が作り出す創造的な物でもあるんだなと思う。


ごりごり理系出身の自分にとってこういう本は本当にありがたい。会社で事業を行うことについてとても理解が深まる。


VCという概念自体は理解していたが, この本を読むと文字通り「熱」に投資するんだと感じられる。将来携わってみたいなとも思う。

エンジニアリング

チーム

社会人になって初めてチームで開発を始めたのでこういう本を読んだ。これらの本は物語になっているので共感しやすく読みやすい。


アジャイルソフトウェア開発の12の原則に沿って、楽しみながら質の高いソフトウェアを届けることを説いた一冊。開発には顧客が必要で、彼らのためになる動くソフトウェアを提供するということを常に念頭に置いておきたい。


エンジニアリングを不確実性の高い状態から、低い状態に効率よく移すその過程で行う全てと定義している。その不確実性の要因の1つが未来であることは誰しも思いつくが, もう1つの要因を他人としている点が興味深い。


いつか読む。レトロスペクティブは楽しいから好き。

低レイヤ

OS自作入門の内容が古くなっているかなと思ってこちらを読んだ。Windows OSが必要だったため実装は断念。


本業にて認証・認可周りを実装した時に知識がなさすぎたので読んでみた。プロトコルが決まっていく流れがアカデミックな匂いがした。


AWSを手っ取り早く体系的に理解するのに非常にいい本だと思った。この本を通して知ったサービスはUIを通して実際に触れていきたい。

テスト

新卒になって初めてテストを書くという恥ずかしい経歴だったので必死に読んだ。タイトル通り初心者に優しかった。


TDDを原点から学ぶという謳い文句の通りの内容になっている。第一部:多国通貨を読めばTDDが存分に活かされた開発を体験できるし、第二部:xUnitを読めば自動テストフレームワークをTDDで開発すると言う興味深い体験ができる。

設計・実装

読んでる途中のものもある。DDDってなんなんでしょうね。


こっちにまとまっている。https://blog.adshidtadka.com/2020/12/519/


またatcoder再開させたい。

開発手法

新しいビジネスモデル開発を、生産性の向上と問題の顕在化の2つのアプローチで目指すマネジメント論が展開されている。トヨタの質にこだわる生産方式が、この時代のスタートアップに応用されている点が非常に面白い。


ちょっと読みにくかった。


読んでる途中。SREってなんなんでしょうね。


著名なプログラマが綴る97のエッセイ。プログラマとは”アーティスト”ではなく”物事を定義するプロフェッショナル”であると考えているが、それを裏付けような教訓が多く記されている。

Vim

もうちょっと専門的なものを読みたかった。


4月には読む。ErgoDox EZというキーボードを手に入れるのでその練習もかねてVimの練度を上げる。

小説・その他

途中。漢字は好きなので暇な時にやります。


やっぱり半沢直樹は読んでて気持ちいい。


この本は本当にすごい。SF好きなら絶対に読んで欲しい。


1番好きな本。実家に帰るたびに読んでしまう。


哲学をかじってみた。シュレーディンガーの猫とか理解できたの何気に嬉しい。


日露戦争が始まり遼東半島にて両国が大量の血と鉄を注ぎ込む局面。黄海、沙河、旅順での日本の戦い方がこんななにも貧しいものだとは知らず、それから100年程度しか経ってないことが感慨深い。


ちょっと自分にはまだ早かった…


こういった文庫本も読んでいきたい。

まとめ

学生時代にもっといろいろ読んでおけばよかったなと思った。